たろうの日々徒然

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【雑談力】レビュー|百田尚樹の雑談メソッドがわかる本

こんにちは、たろうです。

今回は百田尚樹(ひゃくたなおき)の「雑談力・ストーリーで人を楽しませる」、について書いていきます。

 

本書は雑談術について書いてあり、普段会話(雑談)をするのが苦手な方、ほかの人がどんな風に雑談してるのか知りたい方におすすめな本となってます。

読んでみると当たり前のことが書いてあるだけだったりしますが、非常に読みやすく、雑談のポイントをもう一度おさらいするのにちょうどいい1冊となってます。

 

それでは本の内容についてみていきましょう。

 

雑談力|内容

著者の百田尚樹さんはベストセラー作家として有名です。

永遠の0や海賊と呼ばれた男など有名な小説を書いてます。

もともとはテレビの放送作家をしていたそうです。

 

そんな著者の百田尚樹さんは書くよりもしゃべるほうが100倍好きとのこと。

本書の内容はそんな百田尚樹さんが百田流の「面白い話をする方法」をまとめたものになってます。

目次

  1. 人を引き付ける話をする技術
  2. その気になればだれでも雑談上手になれる
  3. こんな話に人は夢中になる
  4. 親友とする真面目な話

 

著者のメソッドを実際の例を交えながら書いてます。

実際の例については、文字で書いてあるためどうしても会話してるような臨場感は出てないのですが、どれも先が知りたくなるような興味をそそられる内容になってますし、知識・話題が豊富だなと感じました。

1章2章で面白い話をする方法を書かれてますので、そこだけでも読むと参考になると思います。

 

雑談力を読んで感じたこと

私自身、雑談が大好きで仕事中もずっと雑談してるくらいです。

そんな雑談好きの私からすると「割と同じことできてるな。」というのが正直な感想でした。

もちろん百田尚樹氏ほどの知識や知的な話術は持ち合わせておりませんが、本書に書かれているところは意識せずにできていたような気がします。

 

起承転結を考えて即興で組み立てつつ盛り上げるところを作り、オチも決める。

文字にするととんでもなく難しいことをやってるように見えますが、意外と自分がしゃべるときってそんなことやってるんだよなと感じてしまいました。

 

また、相手が興味をもっていることを話すよりも自分が興味を持っていることで相手にもわかってもらいたい!ということを話す時のほうが雑談が盛り上がる、とも書かれております。

もちろん相手がすごくつまらなそうにしてるのに自分の話したいことだけを話すのはよくないですが、こちらが伝えたいという熱意をもって話すことで相手も興味を持って聞いてくれることは多くの場面でありますのでまさしくその通りだなと思いました。

 

自分が雑談してる時もことを思い返してみると、話しやすい人話しにくい人がいると感じます。

話しやすい人にはいくらでも話すネタが頭の中でどんどん製造されており、いくらしゃべっても足りないくらいしゃべれます。

一方、話しにくい人と雑談しようにも何の話をすればいいのか全くネタが思い浮かばないことが多いです。

 

みなさんも同じような思いをしたことある人多いのではないでしょうか。

そんなときのために僕が決めてることがあります。

天気の話題、通勤時の混雑の話題、ゲームの話題、テレビの話題、このあたりを適当にしゃべることにしてます。

 

全くしゃべらないのも空気が重くなって耐えれませんもんね。

いざとなった時のために無難な話題を振ることができるようにしておくのも大事かなと思いました。

 

次に雑談が下手な人についても考えてみましょう。

瞬発力が弱い人。

雑談が下手な人は瞬発力が弱い気がします。

0.1秒でポンと返すことができない人、早く返せばいいというわけではありませんがポンポン返す人で雑談下手な人見たことないです。

 

話題を見つけるのが下手な人。

雑談が下手な人は話題を見つけるのが下手な気がします。

なんとかひねり出した話題もこちら側が全然興味が持てないような話題だったりします。

話し方が悪いんでしょうか?別の人が同じことを話したらみんな興味を持って聞くのに、下手な人が話したら全然興味が持てないことありませんか?

ということは話し方が下手な人は雑談が下手ということなのでしょうか。

 

面白い返しができない人。

これはハードル高いかもしれませんが、面白い返し(ボケ)ができる人で雑談下手な人見たことないです。

あらかじめ用意してた「返し」じゃだめですよ?

雑談下手な人は会話の中のキャッチボールが下手すぎます。

そこで途切れてしまうので話も終了しちゃうんですよね。

うちの会社の後輩に非常に雑談が下手な人がいます。

 

まだまだ書き出したらきりがないんですが、ここで挙げたことはすべて私の後輩に当てはまります。

すべての要素を兼ね備えてます。

しかも雑談下手のとどめの要素も持ってます。

 

それは、話がなんかズレてる。これです。

実際にあったことを2つ挙げます。

 

例1)

私「やっと金曜日だね」

後輩「嫌なんですか?」

 

例2)

私「紙を42回折れば月まで届くらしいよ」

後輩「折り方はたて折りですか?」

 

この2つを見てもらえばわかるように、なんかズレてるんですよね。

そりゃ3年婚活してて箸にも棒にもかからんわけですよ。

 

 

「雑談力」まとめ

まとめます。

2章まででいいので読んでみてください!

雑談好きな人も一度読んで自分との違いを勉強するのもいいと思います。

いろんな雑談小ネタを集めてる人もたくさん小ネタが載ってるのでおすすめ!

 

こんな感じです!

皆さんもたくさん雑談して楽しい人生送りましょう!

それでは失礼いたします。